2017 (平成29) 年度

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活動計画

目 標

地質地盤情報の活用・共有化と法整備を進めるための活動を行い、関係機関、関係者、学会、一般等への広報に努める。また、機関会員および個人会員を増やすとともに、組織内での広報や個人会員による広がりも推進する。

地質地盤情報の利活用については、地質地盤情報の収集システム、3次元地下構造解析技術の革新とそれに基づく予測モデル化技術の普及、および最近の3次元地下構造解析の事例集積とそのアウトカムの分析について検討を進める。法整備については国交省小委員会の審議を見つつ、法整備に関する課題を整理し検討する。

 

総 括 

1.  冊子の発行

「考える会」では、これまで法整備の必要性を訴えてきたが、国土交通省「地下空間の利活用に関する安全技術の確立について」の答申(平成2998日)とその後の動向を踏まえ、本会の活動趣旨を再確認した。また、趣旨および法整備の必要性を整理し、冊子「国民の安全・安心のため 地質地盤情報の活用と法整備を!」を発行した。

2.日本学術会議での活動

① 日本学術会議公開シンポジウム

平成29427日(木)、公開シンポジウム「地質地盤情報の共有化を目指して-安全安心で豊かな社会の構築に向けて-」において、「考える会」として「地質地盤情報の共有化」と題した基調講演を行った。

② 土木工学・建築学委員会インフラ健全化システム分科会

本分科会に委員として参加し、記録「インフラとしての情報基盤の整備と利活用について」の作成を分担した。

3.法整備に関する検討

平成29731日、宇賀克也先生(東京大学大学院)から、地質地盤情報にかかる法制度についてレクチャーを受け、法整備に関する議論を行った。

4.広報関係

平成29年度九州地盤情報システム協議会での招待講演(平成29731日)、Geo ValueVol.342017828日発行)の紹介記事(ECO SEED土地環境電子情報)、大阪市立大学専門家講座の理学コース《地球のつぶやき》での公開講座(平成30213日)など、「考える会」の広報活動に努めた

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